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2013/07/08(月) ドイツGP補足

2013/07/08 21:43 F1クロム
昨日の日記の補足です。
ドイツGPのファイナルラップでライコネンはベッテルとの差を1秒以内に縮めたので「DRS」を使用したのです。
しかし、ベッテルはその時KERSを温存していた為、それを使用。
結果、両者の差は縮まらなかった為、そのままの順位でゴールしました。
で、「KERS」とは何かと言いますと、ブレーキを掛けた時に発する熱エネルギーを電気に変換し、これをバッテリーに蓄えた後、一気に放出する事でエンジンパワーがおよそ80馬力程度アップすると言うシステムなのです。
昨今のF1はオーバーテイクをする事が難しくなった為、これをやりやすくする為に「DRS」と「KERS」と言うシステムが生み出されたのです。
「DRS」と違って「KERS」は使用に制限事項が無い為、どこでどう使うかはドライバーの腕次第。
それを最後の最後に取っておいたベッテルの判断は素晴らしかったと言えるでしょう。
「DRS」と「KERS」は同時に使用する事が可能な為、もしもライコネンが最後で同時使用していたら逆転出来ていた可能性も有ります。
もっとも、追い付くのに「KERS」を使用していたはずなので、それは無理だったのでしょうね。

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